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ギャファー感光ルビー使用解説(ギャファー社発行のドキュメント)
感光ルビー(#080)は、普通にオーバーレイして使います。 ロッドのみ用意されており、粉砕物はありません
ギャファー・感光ルビー インストラクション要約
 Gaffer®の感光ルビー(#080)は、普通にオーバーレイして作ったものに紫外線を当てて感光させた後、徐冷炉で再加熱すると潜像が金赤に発色してくるものです。マスキングしてから感光させることで、写真現像のように使用することが可能です。

  • 300-350nmの紫外線光源を使ってください。
  • 低圧水銀灯がおすすめですが、一般のブラックライトも利用できます。
  • 露光距離は100−150mm、20−40分の露光を行います。
  • 露光条件の違いがあるため、露光時間はテストピースの作成と経験で調整します。
  • 古いレコードプレーヤーなどを改造してターンテーブルを作るとよいでしょう。
  • 露光時間が短いと、ゴールドピンクはただの青紫になってしまいます。
  • 長めの露光は十分な濃さのピンクを、銀黄(注1)はより濃い黄色〜褐色になります。
  • 露光しただけでは像は見えません(潜像)。再加熱による現像工程を経て発色します。
  • 銀黄の場合は475−525℃で、金赤の場合は520−575℃で、3−4時間アニーラーのなかでキープすることで、潜像は現像されます。
  • 温度が高いほど、像の発現は早く、使用する生地や技法によって低い温度を使うときには、より長く保温する必要があるでしょう。

(注1)銀黄はギャファー社からは発売されておりません

GAF080サンプル
The Starfish Cup
©John Legott, 1992

  • 露光時間が十分でも現像温度が低いまたは短いと金赤は青紫になります。
  • 内外どちらに被せてもかまいません。
  • 紫外線感光性があるので、マスクや暗室など、準備を整えておいてから作業してください。
  • ロッドウォーマー、アニーラーとも外光が入らないようにしてください。
  • アニーラーから取り出した未露光のものは遮光して保管してください。
  • 室内灯でも1―2日の露出でまったく感光性を表現しなくなります。

使用者の皆様へ
 ギャファーから発表されている資料はわずかA4一頁の説明書です。内容的には前記程度のことしか書いておらず、作品作りには試行錯誤が必要かもしれません。 現状においてこの素材を使用している作家、工芸家は多くなく、その使用法に関して、ギャファー社経営者兼作家の、ジョン・クロウチャー氏と共同オーナーで作家のジョン・レゴット氏は数少ないエキスパートです。

 

 

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