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ホットワーク用保護メガネの選び方(2)
AURA Lens社ではさまざまなホットグラスワーク用のフィルターレンズを提供しています。
その2はAURAのフィルターの種類と特徴。
AURA Lensのガラス工芸向けフィルター

 ディディミウムは、ホットワーク向けの優れた保護フィルターだと言うことがわかりました。
 しかし、 ガラス工芸で使う場合、黄色光の成分だけフィルタリングしてしまうと、見える色が多少変わってきてしまいますので、具合の悪いことがあるのも事実です。
 そこでAURA Lens社は、ニーズにしたがって改良したいくつかのフィルターを発表しました。また、ここでは従来からあるフィルターの特徴も簡単に解説しています。以下はAURA Lens社サイトの解説に当社の状況を加筆したものです。


AUR®-92(通常在庫品)

 AURA LensのAUR®-92は、ディディミウムの性能はそのままに、黄色以外の光成分の透過性も調整して、3原色の再現性を高めた、オリジナルのレンズです。

 上記の長所のほか、ローズディディミウムに勝る点は、360nmから375nm付近の紫外線防護性能を高めてあるほか、750から1000nmの赤外線の透過率を80%以下に押さえました。

 色再現性がよい事から、ガラスの温度を色で判断する場面に適しており、軟質ガラスを使ったバーナーワークによるトンボ玉、小物の制作に向いています。

注)AURAではこの製品およびローズディディミウムは硼珪酸ガラスの加工には向かないとうたっております(2001年12月の発表)。こちらの加工にはAGW186をご利用ください

AUR®-99(shade2.0通常在庫品)

紫外線と赤外線をフィルタリングし、ナトリウム光のフィルタリングを行わないレンズです。そのためガラスをあぶる仕事には向かず、グローリーホールを覗いたり、単純に明るさを押さえたいときのレンズとして使用されます。レンズの明るさは1.7、2.0、2.5、の3種類で、溶接用の眼鏡の緑色を思い浮かべていただければ、イメージが近いと思われます。

 当社ではホットグラス向けには、このAUR-99の代わりに後述のAGW™-186をお勧めしています。

注)AURAではこの製品はランプワーク用には向かないとうたっております(2001年12月の発表)。

コバルトブルーレンズ(非扱い)

 これは古くから使われていたもので、450nm付近から720nm付近までをよくフィルタリングします
 このレンズは溶接以外の目的に使用されるべきではないと考えています。

グリーンディディミウム4&5(非扱い)

 もともとアルミニウムのガス溶断用に作られたものです。非常に透過性が悪いため、もしガラス工芸用に使う場合は、書面にて使用条件承諾を提出していただくことを行っています。

 AURA Lens社にも在庫が少なく、取り扱い中止になる可能性もあります。

AURA
AUR®-92withスタンダードフレーム
(蛍光燈下で撮影)

AGW®-186(通常在庫品)

 このレンズはAUR®-92の機能拡張版で、AUR®-92には無い赤外線領域の防護性能を付与しました。
 750nm以上の赤から赤外線域と360nm以下の紫外線をほぼ100%防ぎ、なおかつ平均で60〜70%の可視光透過率をもつ明るいレンズで、もちろんナトリウム光をほぼ完全に防御します。

 このため、酸素バーナーを使うパイレックスワークや吹きガラス現場のガレージワークなど、ホットワーク全般に最も適したレンズです。

 欠点といえば、AUR-92に赤外線フィルターを接着してあるので、レンズ自体が多少重くてフレームを選ぶこと、強化できず、安全眼鏡の基準であるANZI Z87.1をクリアしないことが上げられます。
 AURA Lens社では、このレンズを使う場合には安全シールドを併用するように勧めています。

AGW="Advanced Glass Worker"の略です

AGW®-203(通常在庫品) 

 このレンズはAGW®-186と同等性能を薄型のフィルタで実現したものです。ただし明るさが犠牲になっており、酸素バーナー専用のフィルタになっています。価格的に手ごろなので、酸素バーナー教室などに向いているといえます。

AGW®-200(非扱い) 

 このレンズはAUR®-92にグリーンディディミウムの遮光性を付与したものです。
 

AGW®-286(非扱い)

 このレンズはAUR®-92の下半分をグリーンディディミウム、上半分を赤外線フィルターでラミネートしたもので、その範囲や上下フィルターの交代はオーダーできます。

 

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